就活デモ(就活の嫌だと思うところ、学生側からも発信していきませんか?デモ)

2020年11月23日に予定されている就活デモに関する情報を発信していきます。

就活デモ、やります!

呼びかけ文

内定を得るために、面接官に忖度し続ける今の就活。内面も外見も望ましい就活生を演じ、大学生活を就活に費やすことを強制される。ほんとうの自分も学生生活も奪われていく。もうこんな就活はうんざりだ。おかしいことにはおかしいと声を上げよう。

11月23日、東京から反撃の狼煙が上がる。

就活デモ、やります!

 2020年11月23日(祝・勤労感謝の日)に「就活の嫌だと思うところ、学生側からも発信していきませんか?デモ」(略称:就活デモ)を開催します。デモの名前が示しているように、就職活動(就活)の嫌なところやおかしなところを学生・若者の側から発信することを目的としたデモです。このブログでは、私たちの考える就活の問題点やデモ当日に向けた情報を発信していきます。

 

【日時】2020年11月23日(祝・勤労感謝の日

【場所】東京都内(詳細については検討中です!)

Twitter】@syukatudemo2020

【メールアドレス】syukatu.demo@gmail.com

なぜ「就活デモ」なのか?

 「就活デモ」と聞いて、「就活」と「デモ」がどう繋がるのかよく分からないと感じた方も多いと思います。もし、個人が内定を得るためのデモであれば、スキルアップに励み、就活を頑張った方が目的は達せられると考える人もいるかもしれません。

 では、なぜ私たちが「デモ」という手段を選ぶのか。それは、就活生を取り巻く問題は個人の責任だけではなく、社会の問題、社会構造全体に関わっているからであり、社会が変わらなければ問題を解決することが出来ないからです。例えば、就活の早期化・長期化や不透明な選考プロセスにより、大学生活を心理的・時間的に圧迫している状況は、企業・大学・就活生・政府など様々な利害が複雑に絡み合う中で作られたものであり、一個人が就活に打ち込んだところで解決する性質のものではありません。就活における差別、就活セクハラも同様に、直接的には個々の就活生が直面する問題に見えたとしても、その背後には社会的な関係があると考えています。「就活は社会問題である」とも言えます。

 そもそも「デモ」という行為に意味があるのか、と思う人もいるかもしれません。「デモ」は「怖そう」「ハードルが高い」という考えも理解できます。また、SNSが発達した現代なら、リアルな手段に頼らなくとも、SNSで自分の意見を述べ、拡散することも出来ます。実際、Twitter上で就活生の投稿が拡散されることもしばしばあります。私たちは、こうした手段を否定しません。+αの方法として「デモ」を提案します。ネットだけではなくリアルな空間に就活生や社会人といった若者が就活の問題点を訴えるために多く集まったとなれば、話題性もありますし、切実な思いもより伝わると思います。

 と、ここまで就活デモについて述べてきました。しかし、個人的には、社会を変えたいという大袈裟な夢を抱かなくても、もっと気楽に「就活に文句があるから言いたい!」という素朴なきっかけでも構わないと考えています。みんなで就活の愚痴を言いながら、就活の変えていきたいところを発信していくことが、自分たちの生きる社会を変える第一歩なのかもしれません。自分たちが生きたい社会を作る、そんな一歩目を大都会東京のど真ん中で歩み始めるのは、なんだか楽しそうだなあと思っています。とはいえ、デモの準備をするのは初めてのことで、本当にうまくいくのか、不安半分楽しみ半分な気持ちです。なにかとつたない点もあるかと思いますが、温かく見守っていただけるとうれしいです。

 こんな感じのデモですので、就活に対して意見がある人だけではなく、なんとなく不満をぶちまけたいだけの人も大歓迎です。11月23日に東京でお会いできるのを楽しみにしております。

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